食物繊維について
みなさんは食物繊維のもつ重要な役割について、どのくらい知っているでしょうか
うんちをたくさん出すためのもの、便秘を改善するためのもの……
うんちをたくさん出すことで、どういうことが起こるのでしょうか?
WHO、世界の19億人が体重過多、6億5000万人が肥満という現代社会において、
食物繊維は一石を投じてくれることでしょう。
食物繊維には栄養がありません。膨張性物質とも呼ばれます。
では、栄養もないものをなぜ食べなきゃいけないのか?
食費がかさむだけじゃないのか?
「私は野菜をたべなくても痩せているから大丈夫」
そんなことはありません。
食物繊維が不足することで、恐ろしい病気が引き起こされる可能性があるのです。
結腸癌、憩室炎、糖尿病など、治療が困難な病気に直結します。
今回は食物繊維の役割について、深く追求していきたいと思います。
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水溶性食物繊維
含まれる食材:わかめ、果物、昆布、里芋、大麦
特性:水に溶ける、吸収を妨げる、胆汁酸やコレステロール等の人体に悪影響を与える物質を包み込み、人体への吸収を妨げ、肥満防止につなげる、糖質の吸収を緩やかにする、急激な血糖値の上昇を防ぐ。大腸内での発酵、腸内環境の改善、ビフィズス菌の増加
不溶性食物繊維
含まれる食材:穀類、野菜、きのこ類、果実、海藻、甲殻類
特性:水分により膨張する、全く消化されない、腸を流れるスピードを早めさせる、せん動運動を促進、穀類の外皮などはこれが含まれている、大腸内での発酵、腸内環境の改善、ビフィズス菌の増加、水溶性食物繊維より発酵性は低い、精製されていない穀物は不溶性食物繊維の宝庫、中に入っている白米はデンプンそのもの、血糖値の上昇を抑制してくれる、インスリン分泌を抑制
玄米食のすすめ
以上のことから、外皮のついた穀物は食事による人体への負担を減らしてくれるので、とても重要なものであることがわかります。
なので、米が主食の日本人には、玄米ほど理想的な炭水化物はありません。
肥満予防、糖尿病予防、脂肪肝予防に繋がります!
しかし、玄米の場合、外皮についた残留農薬などの毒素が気になります。
なので無農薬の玄米を選びましょう
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玄米をたくさんたべて、
肝臓にブドウ糖が押し寄せる肝臓のオーバーフローを防ぎ、肝臓の負担を減らし、糖尿病の予防としましょう!